五島うどん
日本3大うどん(※)のひとつ 五島うどん
五島うどんは、歴史と伝統に培われ、五島の風土に育まれた自然食品です。
遣唐使の時代に、うどんの文化は大陸から海を渡り、日本各地に伝わったと言われています。中国から五島の人々に伝えられた手延べうどんは、五島という麺づくりに適した気候・風土の中で、麺職人の工夫により独自の食文化へと発展しました。
(五島手延べうどん振興協議会ホームページから抜粋)
五島列島に伝わったと言われる五島手延うどんは、「打ち粉」で伸ばさず五島特産の「椿油」を塗って細長く伸ばす「手延べ」製法です。
生地には五島で造られた塩を練り込み、コク深いあごだし(炭火焼きしたトビウオから取った出汁)のつゆで食べるという、まさに五島列島の自然が育んできた伝統食品です。
地元で定番の食べ方は「地獄炊き」。
鉄の大鍋にたっぷりの湯をぐらぐらと沸かして麺を7~8分ゆで、そのまま溶き卵やあごだしのつゆにつけて食べます。
細麺ながらコシがあり、つるつるとのど越し良く、上品なあごだしの香りが麺の味を引き立ててくれます。
※香川・讃岐うどん、秋田・稲庭うどん、長崎・五島うどん