
平成24年の新春を迎えるにあたり、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げますとともに、旧年中はJAごとうの事業・運営につきまして格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、政府は昨年、国民的議論が十分になされないままTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加を表明しました。このまま日本が交渉参加の方向に進むことになれば、国内産の安心・安全な農畜産物の安定供給ができなくなることは当然のことながら、地域経済や医療・雇用の崩壊など農業以外の分野にまで多大な影響を及ぼすことは必至です。TPP参加は国民の生命に直結する「食」と「農」を軽視した行為であり、JAグループは断固阻止の姿勢を貫き、総力を挙げて活力に満ちた農業づくりに力を注いで参ります。
ところで、JAごとうは平成13年4月1日に五島地域の二つのJAが合併し、新生「JAごとう」が発足いたしました。合併当初は長引く不況下でデフレと重要課題が山積する中にあって、直面する幾多の課題に誠心誠意取り組まれた諸先輩方の苦労は計り知れません。ここに、「五島農業の再構築と強固な経営体制づくり」に力を注がれた皆様に謝意を申し上げる次第です。以来、十年の月日がめぐり、時代が目まぐるしく変化を続ける中、自然豊かな管内で「太陽と緑 五島がうまい」をキャッチフレーズに、地域に根ざした事業活動強化の取り組みを進め、「JAごとう」は変革を続けて参りました。今日まで変わることのない「協同の精神」は我々JAグループの強みであり、この信念の共有こそ組合員の皆様方との強い絆の証であると確信しています。
日本経済、そして農業を取り巻く環境は年々厳しさを増しております。しかしながら、国民の命の源を創造する「農業」はいつの時代にも必要不可欠であり、生産者をはじめ我々は足並みを揃え、五島の未来のための取組みを進めて参ります。
終わりに、「信頼とJAファン」による「協同の輪・食と農を支えるJAづくり」の実現に向けて、役職員一同さらに気を引き締めて事業活動の強化に邁進して参ります。皆様方の、なお一層のご支援・ご指導等、お力添えを頂きますようお願い申し上げます。
我々が目指すもの・・・
JAは組合員のものであり、組合員のために何をすべきかが思考と行動の原点であると考えます。組合員や地域の人々との間に強い信頼関係を築かなければならないのは当然のことであり、「農と地域の虹のかけ橋となるJA」づくりに取り組んでいます。
農の深耕のために、農業を取り巻く環境の変化に迅速に対応できるよう常に体制を整えています。また、経済環境の変化にも敏感に反応し経営の健全化・前進化に取り組んでいます。
協同組合としての公的使命を果たすために、地域社会に貢献できるJAづくりを進めています。そのためにも、地域住民に選ばれる満足度の高い事業展開に努め、積極的な組合員加入促進に努めています。
| 正式名称 | ごとう農業協同組合 | 貸出金残高 | 11,379百万円 |
|---|---|---|---|
| 設立 | 平成13年4月 | 長期共済保有高 | 366,049百万円 |
| 本店所在地 | 五島市籠渕町2450-1 | 農畜産物取扱高 | 3,586百万円 |
| 出資金 | 2,045百万円 | 購買品取扱高 | 5,428百万円 |
| 総資産 | 63,859百万円 | 組合員数 | 10,915人 |
| 単体自己資本比率 | 13.18% | 役員数 | 24人 |
| 貯金残高 | 56,098百万円 | 職員数 | 405人 |
