潮風に育まれた幻のブランド牛「五島牛」
五島牛は、赤身と脂身のバランスが良く、サシの入った霜降り肉で、やわらかい肉質と口の中に広がる旨みが特長です。
部位の中では特にヒレ肉への称賛の声が高く、この良質な味わいは、多くの食通をうならせるほどで、
島を訪れる観光客を通じ全国へと広まり、知る人ぞ知る存在となっています。
五島牛とは
「長崎県五島列島内で肥育された牛の牛肉」であり、私どもごとう農業協同組合(JAごとう)が商標(地域団体商標)権を有しています。
五島牛は高い評価を受けている高級黒毛和牛であり、五島の恵まれた自然環境の中で育てられた五島牛は、性格もおとなしく早熟早肥で肉質肉量を兼ね備えた質の良い牛です。
五島の畜産農家は主に子牛と繁殖牛とを飼養し、多くの子牛は年6回のせり市で年間約3,000頭以上が島外へと取り引きされます。九州管内はもとより、遠くは近畿・東海地方からも買い付けに来るほどです。
そのため、島内で肥育され成長する五島牛は、市場に出回る量が少なく、幻のブランド牛とも言われるほど希少な存在となっています。
五島牛の歴史
五島牛の歴史は古く、市内の遺跡(貝塚)から人骨と共に埋葬された牛骨が見つかり、すでに牛が飼育されていたことが判明しました。年代を測定したところ、弥生中期(約2200年前)のものとわかり、日本最古の家畜牛とされました。(福江市史)
五島では、昔から牛を家族同様に手塩にかけて育てており、五島で産まれた子牛は、海に面した地域で、潮風を受けたミネラルたっぷりの島特有の牧草を食べながら、立派なブランド牛へと育っていきます。